
壮絶な旅の始まりはここから・・・第1章「キッカケ」前編
久しぶりのブログ更新ということでまずはこれを言わせてください
「誰も待ってないかもしれないけれど、お!ま!た!せ!」by Creepy Nuts(助演男優賞から)
はい、ということで、まーとです
更新を待ってる人はいないと思うけど、今回から数回に分けて色々とあった出来事を綴っていこうと思う。
ずいぶん前の話になるが、なかなか話すことができなかった事を綴ります。
15年くらい前の話
当時、僕は結婚していて4人家族、仕事は建設業、趣味でバンドを組んでいてジャンルはパンクロックよりのロック、休みの日はハーレー好きのバイカー友達と家族ぐるみでキャンプなどして過ごすそんな日々だった
忘れもしないある日の出来事
仕事を終えて車での帰宅途中、携帯が鳴り、めったにかかってこない親戚からの着信で、なんだろう?…ってな感じに電話に出た
親戚「お母さんと連絡とってみて!」
まーと「え?なんで??」
親戚「いや今、警察から電話があってな、お母さんに似た人の死体を安置しているから身元の確認に来て欲しいって連絡があったんだよ!」
まーと「えー!嘘でしょ!?」
親戚「わからんから早急にお父さんにも連絡してみて!」
父に電話して、焦る気持ちで親戚からの電話の内容を話し、身元の確認に向かった
この時点で母の携帯は繋がらんし、嘘だろ…きっと間違いだ…こんな映画かドラマのような事が起こるわけがない…と思いながら警察署へ向かった
警察署に着き、名前を告げ、案内されると父は既に来ていて僕に言った
父「お母さんだった…」
まーと「嘘だ…」
父「間違いなくお母さんだわ…」
まーと「嘘だ!見てくる!」
父「ちょっと待て、見んほうが良いかもしれん…溺死で体全体が水で腫れ上がっとるから見んほうが良いかもしれん…」
警察「その方が良いと思います」
この時、僕は現実を受け入れることができなく、この瞬間に自分の中の何かが崩壊したかのような感覚だった。いや間違いなく何かが崩壊した
訳が分からんくなる気持ちを抑えるのに自分で自分をビンタしたり、扉を蹴ったり、狂ったように暴れまくった
そんな僕を警察の方は穏やかな対応で罵声を浴びせたと思うのだが、話を聞いてくれて少なからず気持ちをわかってくれようとしていた。とりあえずもう少し落ち着こうと言ってくれたものあって震えた体と気持ちをグッと抑えた
身元を確認する持ち物を何一つ持っていない死体の身元が、なぜ母だとわかったのか、警察から説明があった
それは指紋からの特定だったと
なぜ指紋データが警察にあったのか、父が話し出した
父「まだお前が生まれる前の話だが、当時すごく貧乏でご飯を食べていくこともできない生活でな、お母さんは父さんの仕事で着ていく服が一枚しかないし、洗っても油で取れない汚れた服を着ていくのは可哀想だと思って作業服を万引きしたんだ。母さんも自分の服欲しかったと思うけど、自分のことでなく父さんの為にな。でその万引きが見つかり警察にお世話になり、その時とった指紋データが残ってたから解ったんだよ」
この時どうして身元が確認できたかなんてどうでもよかったし、それより何故死んでしまったのかで頭がいっぱいだった。今思えばやっぱり優しい人だと思う
なんで死ななくてはいけないんだ??
なんで?
そもそも自殺か他殺か解らんし、どうなの??
警察によると、実家の近くにある池のある公園で池に浮かんでいるのを地元の人からの通報で駆けつけ、現場には灯油入りのペットボトルがあり、灯油を頭からかぶって自ら火をつけ、熱と煙でむせるし熱いしで火を消そうとしたのか池に飛び込み、煙のむせで肺に水が入りそのまま死んでしまったと…なので死因は溺死
でもまだ、自殺って決まったわけじゃない!と言ったら、では何か遺書などあるかもしれないので、とりあえず家に行ってみましょうと、警察の方と実家へ向かった
何があったんだろう、どうなってたんだろういったい…という宙ぶらりんな気持ち
実家に着き、母の部屋に入ると奥に本棚があって、その前にテーブルがあり、その上に手書きの遺書があった
「仕事は辞めました。骨はお寺に預けて下さい」と
これだけ?
何があったの??
どういうこと???
もう謎だらけで…
父に最近の母の様子を聞いてみても、変わった様子は感じられなかったと。
姉に聞いても同じような内容で何か悩んでいるような様子もなかったという
自分一人で抱え込んでいたのか…?
人前では元気な姿を見せていたんだろうか?
そういえば、二日前に突然家に来て、「これ美味しいから食べやぁ」っておでんを買ってきてくれてた!
その前は、また突然来て、家の中を掃除してくれて帰っていったり!
そういえば!数日前、電話がかかってきて「ちょっと話があるから来て」っていうから仕事帰りにより、「どうした?」って言ったらこう言った
「あなたはお金を持ってないといけないからお金あげるわぁ」って!
この時びっくりしすぎて「はぁー?」ってなって「いやいや、なんで?もっとったらいいじゃん」って言ったけど、「通帳の番号わかる?」っていうし、「今、通帳もっとらんから解らんし、そんな通帳なんて持ち歩かん」っていうやりとりがあったのを思い出した
この時から既に死を覚悟していたのかもしれない
この時、母の様子がおかしいのを僕が気付いていたら、こんなことにならなかったのかもしれない…
そんな気持ちを胸に、現実はお通夜、お葬式と進むにつれ、自殺という結末を迎えたことで人の気持ちの変化や残酷さ、醜さ、そう言った部分を垣間見ることとなる
この出来事をキッカケに僕の壮絶な旅が始まったと思う
話は続きます。
記事を読んでくれてありがとう!
※この文章は『直感的に書く』と言うことを心掛けていますので、文字の間違いや文書の組み立てなど、気になるところがあるかと思われますが、私的に『直観的』を大切にしていきたいので、ご理解頂けたら嬉しいです。
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